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在学費用も考えた教育費

子育て世代にとっての気がかりは、何といっても子供の教育です。義務教育は当たり前として、できれば希望の高校、専門学校、大学へ進ませてあげたいものです。子供たちの教育が犠牲になるようならば、マイホームや高級車となる自動車を取得するのはいささか考え物です。実際、高校から大学までの入学金や授業料を合わせた一人当たりの負担は、専門学校や短大で500万円台、国公立大学で700万円台、私立の理系では1000万円を超えるようです。しかも、自宅から距離があるのなら、一人暮らしをさせるなどの費用も発生します。地方から大都市部への進学となると、さらに費用負担も増えるでしょう。大学の一年間の年間費用は200万円以上というデータもあります。住宅ローンとの負担が重なる家庭の合計負担の平均は、36%台というように重いものになってしまい、子育て世代は資金計画こそが『ゆとりある生活』のカギになります。家計が火の車とならないためには、できる限り毎月の負担が軽くなるように工夫したいものです。

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